英語学習日記 CANDIDなおやん

英語学習日記【CANDID なおやん】

なおやです。英語を教える仕事してます。別の専攻から英語の世界へ。現在CEFRはC1。趣味は某球技、短歌、鳥類好き

【英語教育】1.アクティブラーニング私感

【英語教育】1.アクティブラーニング私感

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今回は、アクティブラーニングについてです。plus今考えていることなど雑多に

語っていきたいと思います。中学・高校の教員の方でどう考えるかご意見も聞きできたらいいなと。(願望)

 

4技能って必要かどうか問題

ALについては、私は決してそこまで突き詰めているわけではないですが、やろうと思えばできます。

4技能政策は賛否両論ありますが、「反対」と言うまでもなく現場では行わなければなりません。教科で現在「英語表現」なるものがあります。教科書では4技能の要素が入っているのですが、各社教科書見比べても文法が多い印象もします。そして、文法で章立てしている。どうしてもグラマー偏重になりがちな気がしないでもないです。

守秘義務もあるので詳しくは言えませんが、ALを昨年授業で取り入れました。読解問題でreadingのマテリアルを4分割にしてジグソー法で、生徒よりも私のほうが戸惑っていたので何とも微妙な結果に終わりましたが、同時に課題も見えてきました。

先進的な学校の授業も参観したのですが、決定的に違うのは環境かもしれません。業者の最新アプリを駆使して学習診断、スキマ時間にアプリで単語の練習もできる。その学校の先生は大々的にPRされていました。今の勤務校はそのような環境はないので、自分なりにやるしかないのかなと。今やっていることを言ってしまうと身バレになってしまうので詳しくは言いませんが、毎年コンセプトを変えてやっています。

 

英語に苦手意識がある、または基礎からの習得が必要な場合は4技能よりも動機付けからが必要なので、そこを入り口にしています。以前は休み時間にちょっとした洋楽をかけたり、映像を流したりもしていました。「えっ、何それ」と興味を持つ生徒がいたらそこから英語を絡めての話が展開していきます。

 

資格試験と授業の間

民間英語資格試験=授業という構図でやっている学校は少ないと思います。講習などならあるかもしれませんが、業者のテキストも4技能習得に対応していますよという説明をどこもされているように思います。生徒のニーズや先にどの検定を利用したいかの全国アンケートでも英検が圧倒的に多かったです。留学するならTOEFLiBTやIELTSなどでしょうが、全体からすると限られた数です。英検に対応したものが求められるなら、試験のプロに頼んだほうが点数を伸ばせるのは至極当然です。英語教員にもできるでしょうが、そのような思考で授業されている方は少ないかなと思います。学校では(私学なら大々的にTEAPやGTECを薦めているところもあるようですが)授業で4つの技能を網羅してバランスよく力がつくように教えるのがすばらしい。そこで検定受けたら、ほら高得点でしょみたいな風が吹いていると感じます。

 しかし、受験生は英語ばかりをやるわけにもいかず、やはり効率を求めてくると思います。学校でのふわっと全資格試験にも対応できる授業で高得点が取れたというのはいいことなのか私にはわかりません。

これは大人の学習者にも言えることで、スコア至上主義の人で趣味でやっている人と、会社や大学の単位に関係するので裏技やテクニックでもスコアがとにかく取れればいい人と、音楽やドラマや映画も楽しみながら教養を深め結果英語力がいつの間にかついていたというのが理想の人とではベクトルが違いますよね。

私も個人レベルでは「音楽やドラマや映画も楽しみながら教養を深め結果英語力がいつの間にかついていたというのが理想」なんですが、得点がとにかく取りたい人には、そんな悠長なこと言ってられるかよとなるのは必至です。

各種試験の特徴についてもいずれ記事にしようと思っていますが、各試験で対策は違いますし、英語屋のプロの方々の蓄積やノウハウにはかなわないです。学校の授業でのふわっと4技能とspecificな対策の狭間はあるんじゃないかなと思います。

 

今後の行方

ALを念頭に置かなくてもspeakingの授業はできます。というか、私はやってます。speakingは苦手意識が多い学習者はどの高校でも多いと思いますが、バリアをとると

少し様子が違ってきます。実践的な活動や実技が得意な生徒に関しては伸びが早いんじゃないかと個人的には思ったりもします。エビデンスはないですが。短文でも英語に苦手意識がある人でも状況を想定して練習すると入りが早いと経験上思います。

ただ暗唱にならないように、オプションも付けます。そこから発展していく何らかの形があるのかなと今探っているところです。

 

授業実践

先進的な取り組みをしている学校は宣伝はよく見るのですが、汎用できなさもあります。もっとプログラムとして広められるものであれば、程度に応じて授業できるんだろうなと思います。考査を廃止した学校もあるらしいですが、私も一時間ごとの達成を重視しているのでなくてもいいのかなと思っています。

 

ニーズを探って

英検の対策をしたいという生徒が多いのですが、当面は答えていきたいと思っています。各級の対策を講じながら。

授業ではほかの教員と違い、学習法や単語の覚え方なども時間をかけてしています。

意外とこれが授業の仕掛けよりも、ストレートに伝えたらまどろっこしなくて今は良い感じらしいです。

私は研究実績もないし、発表もできないチキンではありますが、いろいろ取り組んでいきたいと思っています。他校の実績を見てもどこかの焼き直しが多いので今のベストの形を探求していきたいと思います。

 

今度話し合い中、クラシック音楽をかけてみようかなと考えています。

 

まとまってない感じもしますが、またそのうち授業の在り方についても述べたいと思います。